2025.03.04
本場大島紬とは
本場大島紬(ほんばおおしまつむぎ)は、鹿児島県奄美(あまみ)地方で作られている織物です。絹100%の先染め手織りの平織りで、手作業で締機(しめばた)や手機(てばた)で加工されます。
本場大島紬の特徴は、シャリンバイと泥染による深く渋い風格と、繊細な絣模様です。着崩れせず着こむほどに肌に馴染むので、着心地の良さからも愛されてきました。しなやかで軽くシワにもなりにくく、奄美の自然から生まれた着る人に優しい織物です。
製造工程は大きく分けて30以上あり、完成まで半年、またはそれ以上かかることもあります。図案作成から織りあげまでの工程一つ一つが大変複雑なため、熟練した高い技術が必要です。
現在は伝統的なものだけでなく、色大島や白大島などのニューカラー、ニューデザインのものが開発されています。色柄や風合いのバリエーションを豊かにすることで、成人式や結婚式など様々な場面で着用されるようになりました。洋装分野やインテリアの製品化がされるなど、産地は新しい本場大島紬づくりに取り組んでいます。
