2025.09.07

南部鉄器とは

南部鉄器(なんぶてっき)は、岩手県の盛岡と奥州水沢で作られている金工品です。江戸時代中期に誕生した伝統工芸品で、南部藩で作られていたことから「南部鉄器」という名前が付けられとされています。
南部鉄器の特徴は、さびにくく長持ちすることや熱が均一に伝わること、保温性に優れていることなどです。鉄器ならではの重量と安定感、ざらりとした独特の風合いも相まって、素朴ながらの美しさも魅力となっています。
南部鉄器の代表ともいえる鉄瓶には、職人によって様々な紋様が施されています。表面がポコポコしたデザインのアラレ紋様は、鉄瓶の表面積を増やす目的で南部鉄器に用いられています。なお、南部鉄器の製品は鉄瓶だけではなく、鍋や風鈴、アクセサリーなども作られています。

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